2010-01-01から1年間の記事一覧

不貞の立証と興信所

夫の行動が最近おかしい、夜の帰宅が随分遅くなった、無断外泊が増えた、土・日も外出することが多い等々、妻からの離婚の相談に際して、夫の不貞が疑われる例が少なからずあります。 そんな時は、家事調停や離婚訴訟となると、やはり必要なのは夫の不貞の証…

リーガル・サービスは、ご相談から

ここ数年、弁護士仲間で“リーガル・サービス”という言葉をよく聞くようになりました。 英語だとLegal Serviceとなります。訳すると法律的なサービスとなります。 法律事務所が提供するサービスなので、リーガル・サービスはあたり前なのですが、一般的には余…

当事務所の法律相談

当事務所では、皆様が気軽に法律相談を受けられますよう、いくつかの法律相談を行っています。 先ず、一般の「法律相談の予約窓口」、個人の相続や離婚、借地借家等いろいろな法律相談を承っています。又、会社関係の債権回収や契約に関する法律相談も承って…

土曜法律相談を実施

かねてよりご要望が多くありました「土曜法律相談」を実施することとなりました。 土曜日の午後、個人や会社関係の法律問題をお気軽にご相談下さい。弁護士が丁寧に対応させて頂きます。ご相談料は30分5000円、1時間1万円です。

離婚後の手続

離婚訴訟において、ようやく訴訟上の和解が成立しました。 私達弁護士の仕事は、この和解の成立までですが、当事者の方にとってはそうはいきません。 離婚届を区役所に提出後、どのような手続が必要なのか?依頼者の方々から聞かれることも多い質問なので、…

離婚訴訟―下駄をはくまでは分かりません。

協議での離婚が成立しないときは、離婚調停→離婚訴訟と審理が進むこととなります。 離婚は、夫と妻、双方本人が話し合って離婚の合意とそれにともなう財産関係の清算をします。子がいれば、親権や養育費等についても調整しなければならないことが多くありま…

「離婚に際しての確認書」の作成の必要性

夫婦間で離婚が成立し、離婚届出を役所に提出する際は、是非この「離婚に際しての確認書」を夫婦間で取り交わすことをお勧めします。 その内容としては、主に次のような事項につき確認することが肝要です。 (1)財産分与についての合意−結婚後に夫婦で取得…

家事調停委員−東京家庭裁判所所長より感謝状を授与

御器谷が、永年の家事調停委員の執務に対して、東京家庭裁判所所長より感謝状を贈呈されました。 思えば、15年間、東京家庭裁判所において、遺産分割調停や離婚調停等につき家事調停委員を拝命し、100件近い事件を処理したこととなります。 その間、審判官や…

「5年以上の別居で離婚」−民法改正

法務省が公表した民法改正案において、離婚原因として「5年以上の継続した別居」を追加するとの案が盛り込まれています。 日本の離婚制度においては、有責主義から破綻主義への移行が判例上明確に示されつつあります。つまり、従来は不貞や暴力等の有責事由…

夫婦別姓−民法改正案

法務省が民法改正案の概要を出しました。 夫婦別姓を選択的なものとして導入することが、この民法改正案に入っています。 なお、子の姓は、夫婦どちらかに統一されます。 諸外国をみても夫婦別姓制度を採用している例があります。 また、家制度の廃止や女性…

謹賀新年、本年もよろしくお願い申し上げます。

明けましておめでとうございます。 昨年は当ホームページへの総アクセス件数が70万件を超え、多くの方々にご覧頂いたことに心より感謝申し上げます。 本年も皆様が関心を持たれ且つ必要と思われる法律問題についてH.P.を更新し、Blogにおいても気軽に読める…